今日はあるクリニックさんの忘年会に参加させていただきました。
その時に院長とこっそりサプライズ企画ということで、表彰をサポートしたのですが、印象に残ったエピソードがあったので、記録に残します。

 

自分から進んで新しい仕事に挑戦するわけではなく、いつも上司や院長から指示されたとおりに仕事をこなし、ただただ、後をついていくだけだったスタッフのCさん。
しかし、道具の整頓と身の回りの清掃は誰よりも綺麗に行っている。周りもそれを知っていました。
彼女は「かゆいところに気づくで賞」を全スタッフの前で表彰されました。

彼女はこれまで生きてきた人生の中で、皆に注目されるのは始めての経験だったそうです。
緊張しながら表彰後の一言を発したCさん。

「自分がすごく嫌いで。仕事も周りの人のようにできなくて。だけど、こんなふうに思っていただけたなんて、思っていませんでした。明日から自分にできることをもっと頑張ります」

少しうるっとしていた姿が印象的でした。

 

もう一例。

新しいプロジェクトに挑戦したものの、仕事上で大きなミスをしてしまったBさん。
普通なら、評価に罰点がつくところを、彼女は、前向きに挑戦した結果の失敗ということで、「チャレンジから学んだで賞」を授与されました。

減点部分の失敗ではなく、彼女が挑戦した部分を、「表彰」によって承認し、次に期待していることを伝えました。

「失敗が怖くて辞めたいと思ったことも正直ありました。でもこうして前向きに考えられる職場があるから今があります」と表彰後の一言でキラキラした表情で語っていました。

 

表彰っていいなぁ。

見ていて心温まりました。

 

人には誰しも承認欲求という欲求があります。

この欲求が表彰によって満たされることで、自らの自己尊重感(自分を尊く重要な存在であると思う気持ち)が満たされていったんだなぁ・・・と勉強させてもらいました。

表彰は、給与アップや待遇改善よりも、前向きややる気を引き出す力を秘めています。
社員さん、スタッフさんをやる気にさせる為のプロデューサーとも言えるのが、経営者の役目でもある。自社でも表彰式、取り入れます。