前号:院長が目指す未来の組織像を伝える重要性

採用と並ぶ悩みの種「スタッフとのコミュニケーション」

診療室という隔離された環境の中でどうすればいいんだ!と叫びたくなる先生に朗報です。
今回はコミュニケーションの土台づくりの1つ『まる式朝礼』について掘り下げてお伝えします。

そもそも朝礼自体やっていないという医療機関さんも多いかもしれません。ですが、女性スタッフが多い医療機関の中で朝礼がない or 一方的な業務連絡で終わっている場合、組織の考え方や価値観を共有する絶好の機会を逃しているかもしれません。

医療機関さんでも、実際に取り入れていただき好評だったこともあり、勝手に“まる式朝礼”と題して朝礼の秘密を一部公開していきます。

まる式 朝礼は全員が発言する場

まるが朝礼の時間を大切にするのには理由があります。

まるの業務は基本的にパソコン業務が多いため、集中していると会話が全くなくなります。もし子連れ出勤がなかったら、業務連絡のみで淡々と1日が終わってしまうかもしれないほどです。そこで生まれたのがまる式朝礼。

一般的な朝礼との大きな違いはスタッフ全員が発言することです。

大きく話すことは2つ。①経営指針のシェア ②Good&New(嬉しかったこと・新しい気づきのシェア)です。

日直は日替わり式。立候補や指名で決めていき、日直が朝礼を回します。そして一人が話し終わったら、必ず拍手。からの、せ〜のっ!いいね (≧∇≦)b!

慣れるまではみんな恥ずかしそうでしたが、相手の発言を認めるという意味でとても大切な行動です。拍手をされて嫌な気持ちになる人はいませんよね?自分が発言することを皆は受け入れてくれる、と安心感を持つことで「発言することって楽しい!」という主体性を伸ばすことにつなげています。

また、大切なことは聞き手の聞く姿勢です。発言している人に体を向けて頷いて聞く。これがなによりも重要なこと。ちなみに、まるでは朝の10時から30分位かけて朝礼を実施しています。これだけ時間をかけるのには理由があります。

朝礼は絶好のコミュニケーションの場

朝礼の真の目的ー心理的安心感を作る

「まるの朝礼は30分です」というと、ギョッとされる先生も多いのですが、2つの大切な目的があります。
鎌形
鎌形
1.スタッフ間の相互理解
お互いの感情(嬉しい・悲しいなど)を共有し、お互いのことを知り理解を深める2.価値観の共有

一人ひとりが大切にしている価値観・仕事観の共有の場をつくる。
経営指針に関する気づき、出来事を全員が発言することでより経営指針が浸透しやすくなる。

心理的安心感を職場で作ることでお互いにSOSが出しやすくなる

Good&Newやその人の思い(嬉しかったこと、悲しかったことなど)をシェアし合うことで、その人の「人となり」がわかります。仕事だけのコミュニケーションだと、その人が今日はどんなコンディションなのかはわかりません。嬉しいことがあった、悲しいことがあった、人の心は毎日異なります。

みんなが話してくれるのは、悩みから趣味嗜好まで、本当に様々です。あ、旦那さんのことも多いですね(笑)。

例えば「旦那さんと朝から喧嘩して・・」という話が出たとすると、自然と「今日は朝から大変だったね〜」という声かけができる。何も知らない状態ではなく背景に何があったかわかるので、ただ仕事をするというよりも、もう一歩踏み込み、お互いを尊重し、理解しながら仕事ができます。

実はこれ「心理的安心感」に繋がっています。「心理的安心感」とは、個人間の信頼と相互尊重があること、つまり、自分がチームに受け入れられており、安心して話すことができる感覚を意味します。

人間誰しもイライラします。でも、「○○があってイライラしているんだな」と背景を知ることで、お互いの関係はより深いものになっていきます。特に共感力の高い女性が多い職場だからこそ、お互いの感情を話し合うことが大事です。

「私たちは一体どこに向かっているのか?」を明確にする絶好の機会

まるでは経営指針書というものを作っています。これは『会社が何のために存在していて、どこを目指し、これからどんなふうになっていきたいか』をまとめた経営の羅針盤みたいなものです。これは経営者である自分が、何かを迷ったときに必ず立ち返る場所でもあります。

経営指針書の内容

経営理念  …会社が最終的な目指す目的。何のために経営をしているのか?

経営方針  …経営理念(目的)に近づくための考え方・(行動方針)行動をまとめたもの

中長期ビジョン…経営理念(目的)に近づくための中長期的な目標を示したもの

経営計画  …経営理念・経営方針・中長期ビジョンを実現するための短期的な行動計画

朝礼では経営理念と経営方針の18項目から日直が1つ選び、全員がその内容に対しての気づきや感じていることを発言します。つまり18日あったら、その内容が全て網羅できます。

自分が感じたことや気づきをアウトプットすることで、大切にしている価値観がインプットされ、さらに周りに承認されるという仕組みです。

また、仲間の気づきや失敗談をシェアしてもらうことによってより深い気づきが生まれます。「そうか!そういう失敗もあるんだな。私も気をつけよう。」とか「そんなに良いのなら、私もやってみよう!」という連鎖がおきます。

次回に続きます!

 

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