前号:「承認」で才能は開花する

今回は、実際に承認するためのコツをお伝えするために、まずは「褒める」と「承認する」の違いを掘り下げていきます。

最近、「褒める」という風土、取り組みを行っている企業がメディアに引っ張りだこです。褒める自動車学校、褒める朝礼。でも、一つ言いたいことがあります。

それは、褒めると承認は全く違うということ。

そして、褒めるのは難しい。承認はカンタンということ。

褒めるとは?

皆さんは人を褒めることは得意ですか?意外と院長は苦手な人が多いんですよね。

褒めるというのは、人のしたことや、行いの優れていることを評価して言ったり、称えることです。

褒めることが難しいのは、褒められたい、認められたい相手から褒められると嬉しいですが、褒められたくない、認めてほしくない相手から褒められても、全然嬉しくないからです。

例えば、研修医の若い先生が皆さんの医院に見学に来て、「へぇ〜先生のところ、けっこう経営頑張っているんですね〜!僕も見習いますわ」と言われたらどうですか?

ちょっとだけこんな顔になりませんか?(笑)

逆に、皆さんが尊敬している先生から、

「先生、すごい頑張っているねー!自分も見習います。」と言われたらどうですか?

とっても嬉しいですよね。この違いです。

褒めるのに躊躇してしまうのは、自分が相手にとって褒められたい相手になっているか?というのが難しいポイントだからです。

まず皆さんが相手にとって褒められたい相手になるために、取り組んでいただきたい行動があります。

それが“承認する”という行動です。

承認するとは

承認するというのは、そのことが正当、または事実であると認めてあげるということです。自分が感じた相手の素晴らしいところを素直に認めてあげることなんです。

素直に「あ、今のはすごく素敵でした。」「とてもあなたらしくていいと私は思います。」という感じに、褒めるのではなく、認めてあげる。

褒めようすると相手を評価して褒め称えないといけないと思ってしまう。でも、承認するというのは、認めるということなので、簡単にできてしまうんですね。

この承認するという行動には、実は3段階の種類があります。この形がものすごく重要です。

一番下にあるのが存在承認。2番目が行動承認、一番上にあるのが結果承認です。

結論から言ってしまうと、褒めるというのはこの「結果承認」のことなんです。

重要なのは、土台になっている存在承認と、行動承認です。

感の鋭い方はもうおわかりかもしれませんが、存在承認と行動承認という土台がないままに褒める(結果承認)とどうなるか・・・・。

こうなります↓(笑)

 

こんな事態を防ぐために、実際にどうすればよいのか。

次回はそのコツをお伝えしていきます。

NEXT>>スタッフの褒め方・承認の仕方

 

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