「現在行っている集患対策の費用対効果が悪い」
「近くに新しいクリニックができて集患が落ち込みそう・・・」
「ホームページを作ったが思うように患者さんが来ない」

この記事では、このような悩みを抱えるクリニックや歯科医院の方のために集患対策に効果的な「MEO対策」をご紹介します。

 

クリニックこそMEO対策が必要

患者さんがクリニックや歯科医院選びをする際のタッチポイントは年々幅広く増えており、オーガニック検索からの流入(SEO)だけでなく、マップ検索からクリニック情報へアクセスするユーザーも増えてきています。

スマートフォンなどのモバイル端末の普及による検索ユーザーの変化に伴い、クリニックや歯科医院だけでなく実店舗を持つビジネスオーナーから高い関心を持たれている集客手法のひとつが「MEO」。

ここからはMEOの概要とクリニックの集患対策に有効な理由をお伝えします。

 

MEOとは

MEOはGoogleマップを対象とした「マップエンジン最適化」を意味し、英語名Map Engine Optimizationの頭文字をとった略称で、広義のSEOに分類されることからローカルSEOとも呼ばれています。

Google検索に表示されるローカル検索結果でGoogleマイビジネスの情報を上位化する施策のことを指します。

ローカル検索結果とは、たとえば、「地域+業種」で検索すると表示される地域系キーワードの検索結果をいいます。(以下「MEO」の部分)。

 

実際にGoogleでの周辺情報の検索数は10年で約35倍ほど増加しており、1年以内でも約2倍に増えたというデータがあります。
今後もモバイル端末による地域系キーワードの検索は急速に伸びることが予想されています。

MEOは通常の検索結果(SEO)より上、いわば、検索順位1位よりもさらに上のエリアに地図情報と共に表示されるため、視認性・認知度が非常に高く、集患効果が期待できます。

 

 

MEOとSEOの違い

MEOは「Googleマイビジネスの情報を上位表示させること」に対し、

SEOは「Webサイトを上位表示させること」を意味します。SEOについてはこちらの記事もお読みください。

 

 

MEOが集患対策に最適な理由

MEOなら、ターゲットユーザーが検索する商圏内が掲載されるため、競合他院に対しても圧倒的に優位となります。

また、行きつけのクリニックが休診日で急な受診をしたいときや引っ越しなどで新しくかかりつけを探す際にもその効果を発揮します。

MEOで上位表示されていることで、クリニックの評価の高さが信頼感にも繋がります。そして、MEOは地図だけでなく、外観などの写真と医院情報、そしてホームページのリンクも表示されるため、動線が非常にスムーズ。今すぐクリニックに行きたい!という患者さんにとっては、非常に便利な機能なため上位表示されるほど閲覧される機会も多くなります。

つまり、クリニックがMEOで上位表示されるということは、新規の集患率アップにも繋がりやすくなるのです。

 

では、ここからはMEO対策をするメリットとデメリットをご紹介します。

 

クリニックがMEO対策をするメリット

SEO対策もしているのにMEOも対策したほうが良いの?と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

MEO対策のメリットを知ると、MEO対策の必要性がきっとおわかりになると思います。

 

患者さんの目に留まりやすい

MEOは、患者さんが検索する商圏内のクリニックが掲載されるため、競合他院に対しても圧倒的に優位となります。また、その影響は自然検索(SEO)にも及びます。

MEOの表示枠は基本的に自然検索結果よりも上のエリアに表示されるため、患者さんが最初に目にする場所になります。自然検索結果の1位のクリック率が約30~40%と言われているため、MEOで3位以内に入った場合はそれ以上のクリック率が期待できると考えられます。

 

 

来院見込みの高い患者さんに訴求できる

「地域名+○○(科目名)」のキーワードで検索する患者さんは「検索キーワードに入力した地域にある○○科のクリニックに行く可能性が高いユーザー」と想定できます。つまり、その科目を受診することは決めていて、あとはどのクリニックにしようかを考えている状態。

したがって、MEOで上位を取れば取るほどそのような患者さんからの視認性が向上し、数ある競合他院の中からあなたのクリニックに足を運んでくれる可能性が高くなります。

MEO対策を行うことで、このような来院見込みの高い患者さんへ効果的に訴求できることは大きなメリットといえます。

 

例えば、「近くの小児科」というキーワードでも、愛知県で検索した場合と岐阜県で検索した場合では、検索結果に出てくるクリニックは異なります。 これはGoogleマイビジネス内のビジネス情報や検索ユーザーの位置情報をはじめとする様々な情報をもとに、Googleが検索結果を表示しているためです。MEOではこうしたアルゴリズムを逆手に取り、クリニックが集患したいエリアのユーザーが検索した際に、上位表示されるよう対策を行うことができるのです。

 

来院を促すために必要な情報を網羅できる

患者さんがインターネットを使ってクリニックを探す目的は様々です。

休診日を知りたい、電話をかけたい、クリニックまでの経路を確認したい、写真を見たい、口コミを見たい・・・など、検討段階によっても行動は変わります。

MEO対策では上位表示だけでなく、Googleマイビジネスを利用して店舗情報を充実させるため、これら全ての行動を検索画面上で完結させることができます。

口コミや写真などを見て、そのまま電話をしたり経路検索ができるため、患者さんを直接来院に結び付けやすくなります。

 

SEOに比べて競合が少なく成果が出やすい

SEOではホームページサイト以外にもポータルサイトなどの競合が多数存在しており、上位表示するにはかなりのコストと労力を要します。

MEOでは純粋にターゲットの地域にあるクリニックのみが競合となることに加え、まだ対策しているクリニックが少なく、早ければ数ヶ月ほどで上位表示を実現する場合もあるため、比較的対策の成果が出やすいとされています。

特に地域密着型ビジネスのクリニックにとって、Web施策は取り組み状況に差が出ている状況です。MEO対策は競合相手が少なく、なおかつ潜在顧客にたどり着く可能性の高いWeb集患であると言えるでしょう。

 

 

クリニックがMEO対策するデメリット

医院経営において非常に大きなメリットを持つMEO対策ですが、一方でデメリットも存在します。

メリットだけではなくデメリットも把握することで、より成果につながるMEO対策を実施することが出来ます。

 

ネガティブな口コミをもらってしまう可能性がある

MEO対策を行う上で「口コミをもらうこと」自体は重要な施策となりますが、同時に「ネガティブな口コミをもらってしまう可能性」も想定しておかなければなりません。

事実ではないことを口コミに悪く書かれたり、低評価が増えることで悪評が広がり、風評被害を受けてしまう可能性も0ではありません。

口コミには情報の両面性が付きものですが、もらった口コミに丁寧に返信するといった活動を日頃から行うことで、ユーザーに院長やスタッフの接客態度をアピールすることも可能です。

 

上位表示の数に決まりがある

MEOで表示されるのは上位3位までと制限があります。4位以降のクリニックを見る場合は「さらに表示」というボタンをクリックする必要があります。

そのため、上位表示されなければクリック率も低くなりMEO対策をしている効果が得られにくいでしょう。

 

 

まとめ

MEOは商圏内のターゲットユーザーに対してダイレクトに認知させることができるため、クリニックの集患アップが期待できる優秀な集患チャネルです。

MEO対策の導入を検討しているクリニックも増えてきており、Googleマイビジネスは今後も利用率が高まっていくことが予想されます。MEO対策をしていなかった、またはMEOをためらっていたという方は、ぜひこの機会にMEO対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

弊社でも代行プランを設けております。お気軽にお申し付けください。

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