前号:院長が孤独にならない方法

女性思考と男性思考

これがわかっているのと、わかっていないのとでは、公私にわたって違いが出て来ると思いますよ!

さて、早速ですが、ちょっとしたテストです。

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あなたの医院の近くのコンビニがある交差点を思い浮かべてください。

そこへ、あなたが歩いていると、「キキードンッ!」

目の前で、車と歩行者の人身事故を目撃しました。歩行者はその場で足を抱えて痛がっています。

車は、一瞬停止したものの、その場から逃げ去ろうとしています。

さて、あなたの行動は次の内、どちらでしょうか?

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A:すぐさま車を追いかけ、ナンバーを控える。

B:目の前の歩行者を介抱し、救急車を呼ぶ。

 

 

皆さんの答えはどうですか?

これ、たくさんの医院で実際に行うのですが、とっても面白いことが起きます。男性の多くはAを選び、女性の多くはBを選ぶんです。面白いように、男性院長はAを選びます。

男性と女性で答えが別れる理由

これには、生物的な理由があります。答えを先にいってしまうと、男性のコミュニケーションは問題解決。女性のコミュニケーションは共有・共感ということです。

男性にAを選んだ理由を聞くと、「いやいや、だって車が逃げちゃったら、犯人が捕まらないじゃん!」となり、

女性にBを選んだ理由を聞くと、「えー、だって目の前で人が倒れてるんですよ!放っておけないじゃないですか!」となります。

コミュニケーションの行き違いをなくすには

この違いです!この違いを念頭においてコミュニケーション出来るか、出来ないかで、ずいぶん男女間のコミュニケーションの行き違いはなくなります。

男性院長の皆様。いいですか?女性がしてほしいのは“共有と共感”なんです。そういう生き物なんです。決して、あなたのもとに相談にきて、「こうすればいいじゃん」と、問題解決をしてもらいたいわけではないのです。

そういう生き物だと認識する

なぜ男性はアドバイスしたがるのか?

それは、何か問題が起きた時に問題解決をしなければならない!と、遺伝子レベルでそうなっているからです。

歴史はさかのぼりまして、狩りに行っていた旧石器時代の生活を考えてみてください。男性は外に狩りに出かけていました。そして、女性は家に残って女性同士で輪になって会話をしていました。

男性が外に出て狩りをする時の会話は、問題解決の方法でしかなかったんです。「俺は右からいく」「お前は左からいけ!」「あっちにでっかいのがいたぞ!」「よーし取りに行こう!」…すべての会話の中に目的が無いと会話が成り立たなかったんです。その問題を解決をしないとマンモスにやられて死んじゃうからです。

逆に女性は、「この木の実で生活していくためにはどうすればいいかしら?」「こんな食べ方がいいらしいわよ。」「えー素敵!」的な共有と共感の会話をしてきました。そして、今でも共有と共感が日夜行われています(笑)

戦い方も全く違います。男性は“相手を減らして勝つ”だけど、女性は“味方を増やして勝つ”です。「あの子を無視しないとあなたも無視するわよ!」というような・・。

男性・女性それぞれの傾向

男性が自己中心になりやすい反面、女性は自己犠牲になりがちです。男性は鈍感ですが、女性は敏感です。

女性は安心を大事にするのに対して、男性はプライドを大切にします。
男性は論理を大切にしていて、女性は感情を大切にします。
男性が「ヒーローでありたい」に対して、女性は「一人のための特別の存在になりたい」
男性は「自分のもとにいろんな人を引き寄せたい(求心力)」と思っているけど、女性は「自分が中心で沢山の人を振り回したい(遠心力)」と思っています。

もちろん、全ての人にあてはまる話ではないですし、男性であっても女性的な思考を持っている人もいるし、女性であっても男性的な思考を持っている人もいます。

ただ、男性と女性の思考に明らかに違いがあるのは確かです。その違いを認め合い、お互いに歩みよるコミュニケーションをしていくことが重要なのかなと思います。

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