「かかりつけ医」を選ぶ時に重視するもの

患者さんがかかりつけ医を選ぶ際に大事にしていることは、「自分にとって入りやすい場所か?」という点です。

クリニックの外装や内装も大事ですが、人によっては、高級感がありすぎると、敷居が高く感じられて入りづらい…という人もいます。

今回は、患者さんに「かかりつけ医」として選ばれるためにできること、その対策について紹介します。

 

クリニックのイメージを大切にする

患者さんが「自分にとって入りやすい場所」にするためには、クリニックのイメージづくりが重要です。では、今スグできる効果的な対策3つをご紹介します。

 

1. 清潔感

医療機関で何よりも大切なのが清潔感です。

あるクリニックのスタッフさんと面談をしていた時のこと。
「実は、Aさんの髪の毛が乱れていたり、夏場は汗の匂いが気になるのです…」と言いづらそうに相談してくださいました。

島田
島田
本人同士では、なかなか言いづらい内容ですよね。だからこそこのような相談は多く寄せられます。

統一感のある魅せ方という点で言えば、院内スタッフの清潔感が統一されているということも重要ですね。

 

2. ギャップをつくらない

ギャップがないことも大切です。たとえば、高級感のあるクリニックなのに、対応しているスタッフさんの言葉遣いが稚拙…というのは残念なギャップですよね。

患者さんは「こうあってほしい」という期待値をもって来院している方が多いため、イメージと内情が一致していることはとても大切なことです。

 

3. 季節ごとの取り組み

季節ごとの取り組みをしているところは、気配りが感じられるという意見を耳にします。

12月になればクリスマスツリーを飾る、小さなことかもしれませんが「今年もそんな季節だな」と待合室でホッとすることもあります。

鎌形
鎌形
季節ごとのイベントを開催するクリニックもありますね。

季節のイベントについて取り組むか、取り組まないかは、経営方針や患者ターゲット層にもよりますが、イベント事はスタッフさん同士が一致団結するチャンスでもあります。

また患者さんとの会話のきっかけにもなります。

効率化を重視すると、季節のイベントや飾り付けは不要なのかもしれませんが、おもてなしの気持ちが伝わってくるという点が重要なポイントです。

 

あなたのクリニックは大丈夫?発信状況のチェックリスト

掲示物や院内の状況も、患者さんはよく見ています。

待合室で、ふと掲示物を見ると、色あせた掲示物がいつまでも貼ってあったり、医療器具にほこりを被っていると「このクリニックは大丈夫かな…?」という印象を抱かせてしまいます。

まずは以下のチェックリストで、院内を確認してみてください。

発信しているイメージ(ホームページや外観)と内部体制のギャップがある
患者さんの見える位置に院長の指示が書かれた紙が貼られている
何年前?というくらい古い日付の掲示が残っている
色あせた掲示物がたくさんある
見えないところにホコリが溜まっている

 

鎌形
鎌形
院内の古い掲示物に誰も手をつけない状況なのは、気付くスタッフがいない、もしくは手が回らない状態とも言えます。しっかり現状把握をすることが大切です。

 

かかりつけ医に選ばれるかどうかは、クリニックの”魅せ方”で決まる

患者さんがどのようなポイントでかかりつけ医を選ぶかを知ることで、どのようなクリニックのイメージをつくればよいのかが具体的になります。

清潔感やおもてなし、マイナスのギャップを作らないことを意識しながら、ターゲットに合ったクリニックのイメージづくりをしてみてください。

 

次号>あなたのクリニックに統一感はありますか?

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