奥さんにスタッフ教育を任せたい。だけどなぜかいつもうまくいかない・・・なぜ?

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【1】トップ2人の対立が起きる不協和音
【2】奥さんが本当にやりたいことは何か?
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【1】トップ2人の対立が起きる不協和音
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開業したばかりや人手不足の時に、
助け船となるのが「家族」という大切な仲間。


最近では「妻に時間管理」というキーワードで
弊社のホームページを閲覧されている方も少しずつ増えているようです。


奥様のマネジメントに一番手こずっている。

というご意見が正直なところかもしれません。




歯科医院の場合は4つのパターンが多いように思います。

・奥様も歯科医師

・奥様は歯科従事者(DH・DA)

・奥様は経理のみ

・奥様はノータッチ




どの関わり方も得て不得手を活かしたもので、
正解はありません。


一つ、重要だな。
と感じたことがあります。




経営判断する2人が対立していないか?


トップの2人が意見が対立していると
その下にいるスタッフ達はどちらの意見を
優先してよいのか、混乱してしまいます。




歯科助手時代の体験の話です。


<形式>
院長が歯科医師、
奥様がDH、TCを兼務



どちらかというと、
院長は職人気質であまり多くを語りません。
奥様はムードメーカー的存在。(不定期で来る)



例えば、スリッパの角度。


院長は一歩踏み出した60cmでないと嫌。

奥様はその60cmだとつまづくから嫌。


どちらも患者様思いの素敵な方です。
ただ、その議論が始まるとスタッフ側は収取がつきません。



一度、「どっちでもいいじゃない」とポロっと
言ったスタッフが大変な目に合った時がありました。



そこで私達が何をしたかというと、
2人のご機嫌を取るようになりました。



院長の目につく時間帯は院長方式
(朝と帰り、他はだいたい院長室)


それ以外は奥様方式。




2人とも患者様思いで、
良いと思うことを実践してきたからこそ、
どちらも意見を曲げることはありません。




トップ2人の意見が異なるとどうなるか。



トップ2人のご機嫌取りに注力する組織になります。
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すると、改善策やスタッフからの自発的な意見は
摘み取られてしまい、一向にスタッフは成長しません。


そして同じことの繰り返しになり、
残るスタッフは2人のご機嫌取りができる
スタッフさんのみが残るように。




トップの2人はスタッフ側から
「意見が出ない」
「自発的なスタッフが出ない」という。





こんな状況が実際に起こります。




トップ2人の目指す方向はどこなのか、

その決定権はどちらが持っているのか、

レポートライン(伝達方法)は、何が最適なのか、

役割の不明確化が頻発すると、

スタッフの不安や疑問はやがて「不満」を生み出します。



もしも対立抗争がおきているとしたら、
スタッフさんはその空気の調整役になっているかもしれません。


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【2】奥さんが本当にやりたいことは何か?
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仕方なくやっている・・・。


何気ない言葉が
仕事に対する言動ににじみ出ていることもあります。


毛穴から
ジュ、ジュワ〜と。



「子は親の背中を見て育つ」とあるように、

「スタッフはトップの背中を見て育ちます」




奥さんがキラキラしていつも頑張っているから、

私も近づけるように頑張ろっ!私もああなりたい!

((o(´∀`)o))ワクワク



なんかいつもイライラして怖いなぁ・・・

触らぬ鬼にたたりなし。なるべく波風立てないようにしよう。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル





全然温度が違います。


その温度は患者様や院の雰囲気に
伝わります。



何気ない言葉使いや言動、所作。

上司の目を気にして怯えて行っているか、

やらされて感でやっているのか、

自発的な心で行っているのかは、

見ている人は見ています。





奥様が鬼教官にならないようにするには、

実は奥様に対する理解がキーポートだと私は思います。




経営者である院長ご自身ももちろん大変ですが、
支える妻も大変です。



特にスタッフとの間にはいる役目を担う奥様は、

スタッフの良いところに目がいくマネージャーか、

スタッフの悪いところに目がいくマネージャーかで大きく分かれます。



実はその差は、

奥様の自己理解と自己重要感が関連していることがあります。


「私はこんなに医院のために頑張っているのに!」

「私ががんばったって、夫も誰も理解してくれない!」


こうなる前に、一度奥様の話を徹底的に聞く。

この聞ききるというのが結構できていないということがあります(笑)




「いや、うちは話を聞いているよ!」




男性は問題解決を提案しがち。

アドバイスグセがあります。

話を掘り下げたり相手が話をしやすいように

相槌を打つのは良いですが、

「こうしたらいいよ!」というのは

相手が「どうしたらいいかな?」と聞いてから。








コミュニーケーションの基本は、

理解し理解されること。



身近な仲間の奥様が、

何が得意で何が不得意か、

理解し、配置することが一番の改善に繋がることもあります。




今まで、スタッフ教育・経理・採用・書類・雑務
全てを実行していた奥様が、
一部の業務を外部委託か専用のスタッフを雇うことで、
スタッフへの声掛けだけに注力したら
離職率が改善したということもあります。

 

 

院長先生、

奥様が何を得意としているか?

何をしている時が一番イキイキとしているか、

ご存じですか?