
「お金が無い」
大人がよく耳にする言葉です。
お世辞にも、良い言葉だとは思いません。
「お金は無い」より「ある」ほうがいい。
先輩経営者さんとお話をしていると、
今まで知らなかった、ふとした言葉の意味を
学ばせていただく機会があります。
今日は私がいつも言っていた
「お金が無い」という言葉。
「お金」は私にとってとらわれる
一番の強敵だと思い10代〜25歳まで過ごしていました。
そのために必要なことのヒントは、
「お金が無い」のではなかったということでした。
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【1】「お金が無い」ではなく「知恵がない」
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「お金が無い」
私は、
この言葉にいつも怯えていたんだなぁと思います。
両親の喧嘩の原因はいつも「お金」でした。
「稼ぎが悪い」
「お金があれば幸せになれる」
「金がないから幸せになれない」
「金がある人だったら・・・」
お金に関する嫌なイメージを抱いて育ちました。
離婚をした親を見て、
子どもながらにこう感じたものです。
「あぁ、お金が無いって家庭も壊すんだ」
「お金があれば幸せだったんだ」
「お金があれば離婚なんてなかったんだ」
ドラマ「お金が無い!」
織田裕二さん主演の再放送も
何回もみていたので、
「あぁ、本当なんだ・・・」
(´・ェ・`) ・・・ショボン。
年齢を重ねるごとに、
どんどんその意識は深く深く
根強くなっていきました。
そのコンプレックは、
しばらくの間、とれずにいました。
ー私の家は貧乏なんだ。
ーだから稼がなくちゃいけないんだ。
ーお金があれば幸せになれるんだ。
σ(゚・゚*).。oO(お金欲しい・・・)
今のように
「愛と感謝」の重要性に気づいたのは、
25歳の時、母が癌になった時までわかりませんでした。
それまでは、止まったら死んでしまうマグロのように
「お金」を追い求めて走り続けた、
10代〜25歳を過ごしました。
お金について稼ぐ=良いこと、成功者
そんな言葉も追い風になって、
成果主義の営業マン時代を過ごします。
受注をすればするほど、
喜ばれている、稼げている、
自分の物欲も満たし、
自分自身も間違っていなかったんだ!
・・・・それが真実だと思い込んでいました。
ですが、のちにお金だけに目がくらみ、
人が離れていったり、病気やいろんな出来事が起きて、
私に考えさせるチャンスをもらいます。
自分の本当に欲しかったものは何か。
(゚^ ゚)。oO(お金だけ?)
(゚^ ゚)。oO(お金で何が欲しかったんだ?)
(゚^ ゚)。oO(あれ?あたし、何したいんだ?)
20代前半、
お金の迷宮ゾーンに入りました。
蟻地獄にはいった蟻さん状態です。
ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
次第に、お金に対する意識は
様々なタイプの経営者さんに出逢い、
様々なご意見や学びをいただく度に
変わっていきました。
お金がたくさんあっても、
愛人さんがいて、幸せそうに見えない人。
お金がたくさんあって、
高級車を乗り回し、ピカピカの豪邸でも
社員さんや家族の批判をする人。
お金がたくさんあって、経営も順調。
だけど、なんだかいつも寂しそうな顔をしている人。
お金がたくさんあって、さらに家庭円満な人。
さらに社員さんもハッピーで業績も順調。
いろんな経営者さんがいました。
どれもそれぞれが選んだ道なので、
私は否定も肯定もしません。
そのなかで、
一つだけ、
分かったことがあります。
私は、
【 お金は最適で、家庭円満になりたい 】
そして、それをすでに実現している経営者さんの
共通点はなんだろう??
それをいつも見るようにしていました。
(ノ゚□゚)ノ なんだ!なんだ!なんなんだ!!!
すると、共通していることがわかりました。
・一番身近な組織=家族という考え。
一番近くて最小の組織を幸せを追求している。
・「お金が無い」「不幸」「批判」をいわない。
社員さんも家族もハッピーな、
まさに私がほしいものを手にいれている、
経営者さんに聞いてみました。
(島田)
「私は、お金がない家庭に育ちました。
お金で家族はバラバラになりました。
だから、稼ぎたい。
だから、幸せになりたい。
でもお金だけじゃないと思いました。
だけど、お金も無いといけないと思います。
よくわかりません。
どうしたらいいですか。」
ーそれはね。
お金が無いんじゃなくて、「知恵」が無いんだよ。
お金を稼ぐ人と、稼がない人の違いってなんだかわかる?
知恵があるかないかだよ。
いつの時代も稼げる人と稼がない人がいるのは
なんでだと思う?
知恵が出せる環境を作っているからだよ。
w(゚0゚*)w オォー w(゚⊿゚;)w オォー w(゚ロ゚;)w オォー
頭に衝撃が走りました。
「お金がない」は「知恵がない」
ーそうか。
知恵が出る環境っていうのは、
意見が出やすい環境。
それが社員さんや家族の幸せ様々。
身近な人に「ありがとう」を伝えたり、
意見が出やすい
知恵が出やすい風土・環境ってことなんだ。
「お金」にとらわれていた私にとって、
最大の衝撃と発見でした。
そして、
決めました。
「お金が無い」っていうのを
自分の中から卒業し、
知恵を絞るようにします。
「お金が無い」から「知恵が出る」へ。
知恵が出るから、お客様へ喜ばれる。
お客様から喜ばれるから、結果として売上が上がる。
まるの[人を輝かす経営] の師匠、
株式会社ナカヤマ様から学んだことが
紐付きました。
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売上とは、
「どれだけお客様に喜んでいただけたか」
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これからも知恵を絞り、学びを実践して、
学びを頂いた先輩方に還元できるように、
日々成長していきたいと思います。
もしも私と同じように
「お金が無い」で苦しみ悩む若者がいたら、
少しでも役に立てたら幸いです。