自主性があるスタッフが育つ風土は経営者が◯◯をする。

自主性のあるスタッフってなんだろう。

 

はい!自分からやります!

 

はい!何でもやります!

 

はい!はい!任せて下さい。

 

 

こんな言葉が飛び交う社風ができあげるのには、

何が必要か?

 

弊社が設立して間もないことから、

大尊敬している恵那市にある株式会社ナカヤマの

経営者である田中さんと幹部社員さんの講演を聞いた。

 

 

特に印象に残ったのが、

なんでもできそうな完璧に見える田中社長が、

苦労していた話。

 

 

社長が会社に行きたくない時代。

苦労があって今があるんだな〜と学ばせて頂きました。

 

 

 ─┤インデックス├─・──・──・──・
【1】俺様天狗経営者が変わり、自主性幹部が育った話
─・──・──・──・──・──・──・

 

最初、現在の経営者Tさんは、

婿養子で外部から来た天狗状態だったという。

 

 

 

いきなり来て「専務」や「取締役」というような役職がつき、

自分より年上の方々が部下になる。

 

 

外部から来たばかりの頃は、

良い面ではなく、悪い部分ばかりに目がいき、

いつも愚痴っていたそうだ。

 

 

 

あーしろ。こーしろ。こうじゃない!

なんて会社なんだ!

 

 

 

気づけば出社したくない。

そう思うように。

 

 

 

 

そんな毎日の繰り返しで、

次第に朝礼では誰もTさんに対して、

目も合わさず、次第に無視が始まった。

 

 

 

工場長は挨拶もしてくれなくなった。

そして仕事も回してもらえなくなった。

 

 

結果どうなったか。

 

 

Tさんは婿養子で次期経営者候補という身でありながら、

出社すらできなくなり、心が身体が崩壊し、

会社にいけなくなった。

 

 

しかし、

奥さんのひとことで立ち直る。

 

 

 

「ごめんね。私と結婚したから。

 もう、社長、辞めていいんだよ。

 他の方法で食べていければよいからさ」

 

 

 

当時、Tさんはまだ小さいお子さんもいた。

(現在は4人子どもがいるっっ)

 

 

 

追い詰められ、居場所がなくなったTさんにとっては、

「休んでいいんだよ」は慰めにならず、

「辞めていいんだよ」という言葉が究極の慰めになり、

 欲しかった言葉だったという。

 

 

 

 

このエピソードを語る時Tさんは言う。

 

「できた嫁でしょ〜〜〜」と幸せそうに。

 

 

 

 

そして、

この言葉を言われた次の日、

行動を起こす。

 

 

 

 

工場長の家まで行き、

土下座をして謝罪をする。

 

 

 

「私が全て悪かったです。申し訳ありませんでした!!」

 

 

 

そして次の日から、

・自分から社員さんに教えてもらう。

・掃除を自分から行い、声をかけて動く。

・誰よりも働く。

 

 

 

と徹底的に動いた。

 

 

 

そして、結果として、どうなったか。

 

 

 

頑なに拒否をしていた社員さん達が

次第に声に賛同してくれるようになった。

 

 

 

うぃーっっっす。

しか挨拶しなかった人が

「おはようございます」と

返事をするようになった。

 

 

 

 

 

Tさんは言う。

 

 

 

自分が置かれた状況を

「覚悟」ではなく「観念」として受け入れる。

 

「これも私なんだ」と。

 

 

そして素直に受け止め、偉ぶらず行動でする。

 

 

大切なことは1つ。

 

 

経営者は社員さんを

誰よりも好きになる。

 

 

 

たったこれだけ。

 

 

 

 

 

もうしびれますよね。

この言葉を言える経営者が日本の中でどれだけいるか。

 

 

「うちの社員はだめでね」

「全然良い人がこない」

 

 

そんな事を言っている経営者は経営者失格だ。

 

 

 

まずは自分が変わることで周りは変わる。

 

 

 

 

とても良い学びになった。

 

 

 

実際に田中社長に社員さんにはなしかけると、

いつも嬉しそうにこう話す。

 

 

「うちの社員さんはみぃんな優秀なの。

 ぼくね、幹部がいなかったら、ふんにゃぁ〜ってなっちゃう」

 

 

 

こんな人間味あふれるからこそ、

この人を支えたい!と思う社員さんが

いるんだろうなぁ。

 

 

 

私もそんなふうに社員さんを家族のように

愛せる経営者になっていきたい。

 

 

たくさんの学びを頂いた1日だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 発行者: 島田菜々絵 / NANAE SHIMADA ( まる )
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー