飛び込み患者さんが多い歯科を完全予約制を変えていく改革

歯科医院に経営参謀として早1年。


女性スタッフが多いということ、

20代の私には、同じ世代だからこそわかることもあれば、

かえって反発が起こるということもあります。


1年かけて取り組んできたことは、

まずは女性スタッフの意識改革と経営者自身の改革。



医療人として、

困っている人を助けたい。という思いは同じ。



でも何かを選ぶということは、

何かを選べないという覚悟が必要です。



経営者は歯科医院競争時代に伴い、

保険診療から自費診療へ変えたい。

完全予約制をしたいにもかかわらず、

長年地域密着で行ってきたため、

イレギュラー対応もしてきた日々。

そして、診療の合間をぬって、

飛び込み患者さんの対応に時間をとられる日々。



歯科衛生士・助手さんたちは、

困っている人を助けたい。

断ることもまずは拒否という状態。

緊急の枠をとっていてもそこに新規を入れてしまったり、

予約を連続で4日取ってしまったり。




変わろうとすると必ず訪れる、

人離れ=離職。

No.2になると思っていた人が突然辞職願。

退職日に他のスタッフを勧誘するスタッフ。

とても改革ができるような状況ではありませんでした。




1年間で5人以上退職が出ては、

新人が入る。

20年以上勤続したスタッフも、

もうすぐ10年になろうとするスタッフも、

離れていった。



変わろうとすると

離れていく人。

そんな循環が起きる。

その度に、スタッフのモチベーションは下がり

反発は起き、仕事が作業に。

このままで大丈夫なのか?と不安になる経営者。




医療人として大切な思いやりも笑顔も

生まれないという状況になってしまいました。




少しずつ始めた、

コーチングやお互いを知るということ、

生まれてから今までの話をスタッフ全員で話す。

傾聴の大切さ、

一人一人のタイプ別診断。

人生の棚卸しをする。

これからどうなりたいのか?を見直す。

さまざまなワークを通して、


「互いを知る」


ということ、


そして、


「感謝」を大切にすること。




でもその前に、

本人たちが幸せであることが大前提。

この必要性をお伝えしてきました。




そのためには仲間と向き合う時間を作る。

そのために必要な完全予約制というシステムへの移行。





だからきちんと互いを知り、向き合い、認め、

感謝を伝え、心に余裕を持つということ。







1年かけて伝えてきた結果、





経営者・スタッフからの

「変わる」という決意。






嬉しくて涙がでそうになりました。




私はコーチとして導くというお手伝いはできても、

変わるとご本人たちが気付かない限り、

変わることはできないと思っています。



150%変わったほうが良いと思っても、

「あなた、変わる必要性があります」とは言いません。






だからこそ、ご本人たちから

「島田さん、これからよくなるために、

 変わっていくために、

 何をしたら良いですか?     」



と私に聞いてくれた質問は、

私のコーチ生活で忘れられないものになりました。







愛と感謝で世の中をまるくしたい。

そんな医療人も増やしていきたい。





うまくいかないから面白い。

完璧じゃないから面白い。

この仕事に誇りをもってこれからも





まだ改革は続いています。